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花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。

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5月、6月に続いて今年3度目の上高地訪問であった。
季節の移ろいと共に咲く花もどんどん変化していく。
当然のことではあるが、1つの場所を訪ね続けることでその実感が深まる。
このツアーは上高地での散策時間4時間保証というのがウリである。
しかし、夏休みに入った土曜日ということで渋滞は激しかった。
7時に上野を出たバスが大正池についたのは午後の2時半であった。
バスターミナルの営業が6時までとのことで、4時間はついに不可能となった。
今回は明神池まで足を伸ばしたいと思っていた。
しかし、われわれの場合は花を探しながら歩くので、普通の3倍は時間がかかる。
4時間でもぎりぎりなので断念することにした。
帝国ホテルの前でバスを降りることにしたのだが、そこまでバスがなかなか行き着かない。
バスターミナルまでバスが行列になっているとのことで、帝国ホテルまでたどり着いた頃には3時を回っていた。
最後にはビジターセンターで撮った花の確認をしたい。
営業時間がわからないが、ここに5時前に到着することを目標に、われわれにしては急ぎ足で歩き始めた。
帝国ホテルから田代橋までの道が別の道に変わっていた。
笹に被われていて、花があまり見つからない。
辺りが薄暗くて、写真もあまりきれいに撮れない。
少し焦ったが、川べりまで来ると、いろんな花が咲き乱れていた。

すぐに見つかったのが蔓黄華鬘(ツルキケマン)であった。
絶滅危惧IB類の花である。
実はこの辺りでは以前に長実の蔓黄華鬘(ナガミノツルキケマン)を撮っている。
まだ実がついていないのでどちらか確認できなかったが、あとでビジターセンターで確かめたところでは、どうやら蔓黄華鬘(ツルキケマン)らしい。
初めて撮る花である。

上高地の特徴の1つが現の証拠(ゲンノショウコ)であろうか。
東日本は白花、西日本は紅花が多いとされているのだが、ここはどちらも咲くところである。

5時頃、ビジターセンターでまだ撮っていない花を確認し、辺りを探し回る。
ビジターセンターの前には、植えたものと思われるがめずらしい花がさり気なくある。
ここでは、蝦夷鈴蘭(エゾスズラン)と大山鷺草(オオヤマサギソウ)が見つかった。

また、その先の川沿いは花の多い場所である。
ここではすぐに岨菜(ソバナ)が見つかる。
おや、ビジターセンターではまだ掲示していなかったぞ。

続いて、巴塩竃(トモエシオガマ)が見つかる。
すぐには名前が分からなかったので、慌ててビジターセンターに走る。
ありがたいことに6時までやっているようであった。

というようなことで6時までしっかりと花探しをして岐路についた。
家に帰り着いたのは夜中の12時ころであった。
ホームページにアップするために3時起きをしたので、21時間という長い一日がやっと終わった。
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