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花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。

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上高地
新緑の始まったばかりの上高地を訪ねた。
上高地へ来るのはこれで4度目だが、こんなに早い時期に尋ねたことはない。
あたりの山はまだ雪景色である。
クラブツーリズムがweb限定ツアーを企画してくれたおかげである。
散策4時間の保障つきで3980円はありがたい。
途中の無駄はすべてカットしてこの価格を実現してくれた。
添乗員もバス2台で1名。人数確認などは運転手がやってくれる。
普通は行きと帰りで座席を交換するが、これも行き帰り変更なし。
申し込み順なので、最前列の席に陣取ることができた。
交通手段さえあればいいわれわれには格好の企画であった。

天候はまだ不順だが、訪れた土曜日は晴天になった。
上高地の公式サイトの情報では花も咲き始めているということで楽しみに出かけた。
今回は帝国ホテルの前で降りた。
田代橋から明神橋を巡るというのが心積もりであった。
しかし、われわれの場合は花を探しながらなので歩みがのろい。
河童橋までで2時間くらいかかってしまい、その先は結局断念した。
急ぎ足で歩くよりも、あちこち散策して花を探したほうがいいからである。

いきなり迎えてくれたのが二輪草(ニリンソウ)の大群落であった。
こんな群落は見たことがないので仰天した。
中にはピンクの花も交じっている。

その脇には走野老(ハシリドコロ)もさり気なく咲いている。
植物園でしか見たことのない花である。
猛毒という記憶があって恐る恐るカメラに収める。

近くには富貴草(フッキソウ)が群落をつくっている。
二輪草(ニリンソウ)と競合する場所に咲くことを知った。

まだ生まれたてという感じの喘息薬種(ズダヤクシュ)も出迎えてくれた。
後は立坪菫(タチツボスミレ)が至る所に咲いている。
後でビジターセンターで調べると大立坪菫(オオタチツボスミレ)も交じっているとのことだったが、ここのものは札幌で見たものに比べるとかなり小さい。

続いて悩ましい花に出会う。
ハタザオの仲間である。
ビジターセンターの紹介では、ここには①山旗竿(ヤマハタザオ)、②深山旗竿(ミヤマハタザオ)、③白山旗竿(ハクサンハタザオ)が咲くという。
①の葉は茎を抱き、②の茎につく葉は線形、③の葉は羽状に裂ける。
どれも当てはまらないじゃん。
まあ、あれこれ写真を見て判断すれば②なんだろうねぇ。

続いてネコノメソウの仲間。
これも、上高地には4種類くらいあるとのことである。
葉の互生、対生、雄しべの数などで見分けるという。
うーん、雄しべがはっきりしないとわからない。
これはどうやら蔓猫目草(ツルネコノメソウ)のようだ。

などなど。
このほか数種類の花に出会った。
上々の収穫である。
このツアーは好評のようで、6月、7月と続く。
どちらもエントリーしておいた。
今年は上高地の年になりそうである。
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