花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。
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一般的には植物の名称は片仮名優先で表示されます。
理由は植物学的には片仮名で表示するというのが決まり事だからです。補足的に漢字での表示をするというのが一般的な方法です。
しかし、このサイトでは漢字優先で表示しています。その理由は、植物を文化としてとらえるということによります。
外来の植物はさておくとして、例えば小説に出てくる花の名前はと考えてみれば、漢字表記が圧倒的に多いはずです。そのほうが自然ですし、文学の世界では植物学の決まり事に従う必要はないからです。短歌や俳句なども同じですね。
こんな考え方からサイト名も「植物図鑑」ではなく「花図鑑」としています。
とりあえずは個々の植物の形態を中心とした一般情報を掲載していますが、一段落すれば社会や文化とのかかわりなどの情報を加えられればと思っています。
もう一つは、学名についてです。
掲載する花には、わかる限りで学名を載せるようにしています。それは、交通整理のためです。日本に自生する花はまだよいのですが、外来の花の名称は本当にまちまちです。導入した会社や施設がそれぞれに名前をつけているのではないかと思うこともあります。
そういう流通名を糸で結んでくれるのが学名だからです。
ところで、ここにもややこしい問題があります。ラテン語で片仮名をどう表示するのかという問題です。ラテン語を正式に学んだわけではないので自分に正確な知識があるわけではないのですが、これが呆れるほどにバラバラです。
限りなく正確な発音に近づけようとして、一般的には用いられない「トゥ」とか「ヴィ」などの表示をする方もいれば、英語読みに近い表示をする方もいます。
例えばつくば植物園などを見ても、花壇と温室では同じ属名でも片仮名での表示の仕方が異なるという事例を経験しています。どうやら統一基準がないようです。
学閥などによる影響もあるのかもしれませんが、表記の統一基準がないことで一般化を遅らせているという側面があるように思います。文部科学省では外来語表記の基準を定めていますが、これに類似したものが必要だと思います。
そんなわけで、当サイトではある読み方で表示しても、できるだけ別の読み方も載せるようにしています。自分なりの表示基準を確立できれば一番いいのですが、うーん、ラテン語を勉強している時間が……。
花図鑑
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