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夫婦で写真を撮った帰り道、二人で「今日の一押しの花」を話題にすることが多い。初めて撮った花だったり、きれいに撮れた花だったりする。それぞれに印象に残った花は違っていて面白い。
先日、東京都薬用植物園に出かけた後にも、そんなことが話題になった。ここは、薬用植物や栽培植物が売りで、ほかでは撮れないようなものがあれこれとある。芥子(ケシ)の花もその1つである。公開時には写真も撮れる日本で唯一の場所かもしれない。
しかし、この時期、それらの栽培植物はまだせいぜい目を出している程度であった。併設されているロックガーデンと武蔵野の面影を残す林で撮れる野草類がこの日の収穫であった。
ぼくは、そんな中でとった三葉土栗(ミツバツチグリ)を「今日の一押しの花」に選んだ。この花は雉蓆(キジムシロ)とかなりよく似ている。しっかりと名札が近くについていないと、自分では判断のできない花であった。ネットの写真を見たり手持ちの植物の本をあれこれ開いて見ても、実物での判断ができなかった。
それが、この日、はじめて区別できたのである。
いろいろな本での紹介を見ると、雉蓆(キジムシロ)は奇数羽状複葉であり、三葉土栗(ミツバツチグリ)は三出複葉であるとされている。しかし、実際には雉蓆(キジムシロ)の葉も3小葉であることが多い。「蓆」というように雉蓆(キジムシロ)の葉は地を這うのに対し、三葉土栗(ミツバツチグリ)の葉は立ち上がるという。しかし、それがどの程度の違いであるのかがわからなかった。
それが、この日、区別できたのである。なるほど、この葉は立ち上がっていると。一度わかれば、もう間違えることはないだろう。言葉による知識も補助的な意味で役立つが、判断に導く感覚を手助けするに過ぎないなと思うことが多い。
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