花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。
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これまで園芸品種の写真もたくさん撮ってきている。
しかし、野の花と比べるとサイトへの掲載数は少ない。
個人的な好みのせいだが、園芸品種への偏見はない。
植物学に近い立場の人の中には、園芸品種の名前なんて業者が好き勝手につけているものだから、学名表示上は本来は園芸品種名など入れても意味がないみたいな書生っぽい発言をする人もいる。
園芸品種をご自身の研究対象にするかどうかは勝手だが、学名に事寄せて園芸品種を蔑むことは、一般的な人が花や木を愛好する素朴な思いからは乖離している。
プチ象牙の塔みたいな感じがして不愉快でもある。
そういうわけで、これまでにも少ないながら梅、桜、水仙などを実験的に取り上げてきた。
この考えの発展として、園芸品種図鑑というコンテンツ枠を別に作成することにした。
この中で季節の植物を取り上げ、チューリップ図鑑のような形で種類別に整理していこうと思う。
一人で進める作業なので急速には進まないが、見守っていただければと思う。
水曜日(28日)に散歩に出かけた。
場所は木場界隈である。
駅で言うと京葉線の新木場に夢の島公園があり、東西線の木場に木場公園がある。
春もまだ早いので安全パイとして温室を押さえておきたい。
それから、今年は木場公園へ通って帰化植物をしっかり押さえたい。
この両者を結ぶ最短コースはと探して都バスを見つけた。
温室ではそんなに多くのものは撮れなかったが、小笠原固有種の島玉心花(シマギョクシンカ)をとらえることができた。
小笠原の植物が見られるのがここの魅力の1つである。
また、バス停へ行くために公園をぶらぶら歩いていて、フラサバ草(フラサバソウ)を見つけることができた。
いつか撮りたいと思っていた帰化植物である。
木場公園では、まず春を知らせてくれる樹木が目についた。
先週は梅三昧だったが、とうとう桜が咲き始めている。
早咲きの大寒桜(オオカンザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)が出迎えてくれたのである。
それに、土佐水木(トサミズキ)や木五倍子(キブシ)、杏子(アンズ)も花を開いている。
春だ、春だと浮き立った気持ちになる。
そして、外来植物園では、初めて出合うオランダ風露(オランダフウロ)などが出迎えてくれた。
楽しみな季節が始まる。
帰りはとうきょうスカイツリー駅を経由して浮き浮きと帰った。
今年は梅の開花が遅いということがニュースになっている。
その梅が東京ではやっと満開を迎えたという。
例年とは咲き方が違っていて、早咲きのものも遅咲きのものも一斉に花開いている。
まるで北海道の咲き方のようである。
これは写真を撮る側にとってはありがたいニュースでもある。
微妙に開花時期がずれると、鮮度のよいものを撮れる確率が減る。
ところが、一斉に咲いてくれると、撮り放題になる。
どこへ出かけようか。
ネットで検索をして穴場を探す。
下町によい場所を見つけた。
墨田区文花の香取神社である。
香梅園というのがあって85種類の梅があるという。
東武亀戸線の小村井(おむらい)駅から徒歩4分である。
さらに、ここから徒歩30分くらいで亀戸天神もある。
話題のスカイツリーを随所で見ながらの梅見物になる。
天気予報では北風が吹いて午後は寒いということであったが、それも思ったほどではなかった。
というわけで、楽しい散歩となった。
写真は1枚目がバックにスカイツリーを従えた亀戸天神である。
左に見える剪定された木は梅の「思いのほか」である。
2枚目以降は香取神社で撮った梅で、上から開運、春日野、玉牡丹、司絞り、緋桜梅である。
つくば蘭展が開催されている。
去年は震災に見舞われて中止されたイベントである。
つくば植物園の被害も大きく、温室などに大きな被害を受けた。
その全面復旧と合わせて今年の蘭展が開かれた。
出かけてみて、気合が入っていることがこちらにも伝わってくる。
展示されている花の大部分が初めて見るものなのだ。
つくばの蘭はこれまでにも数百点撮っているから、これは驚くべきことに思えた。
百点以上ある新しい蘭だが、少しずつ調べながら紹介していきたい。
そのほか、絶滅危惧植物温室ができていることも知った。
アマミアセビなど新しく撮るものが数種あった。
また、地植えの絶滅危惧植物のコーナーでも、咲きかけのリュウキュウアセビを撮ることができた。
つくば植物園は今年も目の離せないホットスポットである。
ここではリピーターパスというものを使っている。
植物園を含めて国立科学博物館の関連施設が年間1000円で利用し放題という便利なカードである。
今年も活躍しそうである。
写真は、アマミアセビ、リュウキュウアセビ、セツブンソウ、パフィオペディルム・アーバニアヌムである。
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