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花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。

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島夏枯草(シマカコソウ)


島夏枯草(シマカコソウ)はシソ科キランソウ属の多年草である。
小笠原諸島の固有種である。
父島、母島に分布し、山地のやや湿った林の縁などに生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は20センチくらいである。
茎は地を這って広がる。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は12~1月くらいである。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花冠は筒状で、先が唇形に裂ける。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Ajuga boninsimae

★小さくて肉眼なんて役立たない
 咲いているかと半信半疑


島夏枯草(シマカコソウ)


花図鑑
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エンキクリア・ラディアタ


エンキクリア・ラディアタはラン科エンキクリア属の多年草である。
属名の片仮名表記は「エンシクリア」とするものもある。
エンキクリア属は中南アメリカを中心に170種くらいが分布するという。
エピデンドルム属に統合する考え方もある。
本種はグアテマラ、ホンジュラス、メキシコに分布する着生ランである。
開花時期は夏から秋である。
偽球茎(ラン科の植物で地上茎の一部が肥大したもの)から出る2枚の葉の間から花茎を伸ばし、淡い黄緑色の花をつける。
唇弁は白く、紅紫色の筋が入る。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia radiata

★小さいが黄緑の花美しく
 夢駆け抜けるジャングルめざし


エンキクリア・ラディアタ


花図鑑
エンキクリア・ベリゼンシス


エンキクリア・ベリゼンシスラン科エンキクリアの多年草である。
学名の片仮名表記は「エンシクリア」とするものもある。
分類の仕方によっては、エピデンドルム属(Epidendrum)に統合されることもある。
原産地は、ベリーズ、ホンジュラス、メキシコである。
地上や樹上に生える着生種である。
草丈は40~90センチくらいである。
開花時期は4~8月くらいである。
花径は3~4センチである。
花の色は黄緑色で、先のほうに茶色い縞模様が入る。
唇弁の縁は黄緑色、真ん中は白くて紅紫色の筋が入る。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Encyclia belizensis

★また一つ不思議な花に出合ったよ
 渋い色合い変化に富んで


エンキクリア・ベリゼンシス


花図鑑
桜麒麟(サクラキリン)


桜麒麟(サクラキリン)はサボテン科ロドカクツス属のサボテン類である。
原産地は南アメリカで、コロンビアからパナマにかけて分布する。
学名のロドカクツス・パナメンシスで表示するものもある。
英名はローズカクタス(rose cactus)である。
草丈は3メートルくらいである。
茎には細長くて鋭い棘が生える。
葉が生えているように見えるが、これも茎である。
開花時期は6~7月くらいである。
ピンク色の花を昼間だけ咲かせる。
なお、「桜麒麟」と呼ばれるものは他にもあるようだが、シノニムがややこしくはっきりしない。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Rhodocactus panamensis

★サボテンととても思えぬ姿して
 咲かせる花は薔薇のごとくに


桜麒麟(サクラキリン)


花図鑑
ゴルドニア・ラシアントゥス


ゴルドニア・ラシアントゥスはツバキ科タイワンツバキ属(ゴルドニア属)の常緑高木である。
原産地は北アメリカである。
合衆国南部の沿岸地域に分布し、湿地に生える。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は長さ10~15センチくらいの楕円形で、枝先に集まって互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で艶がある。
開花時期は7~8月くらいである。
花径が7~8センチある白い5弁花で見栄えがする。
夏椿(ナツツバキ)の花を大きくしたような感じである。
花はよい香りがする。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Gordonia lasianthus

★夏の陽を浴びて煌く大輪は
 涼はここにと手招きをして


ゴルドニア・ラシアントゥス


花図鑑
日向当帰(ヒュウガトウキ)


学 名 Angelica furcijuga
分 類 セリ科シシウド属
原 産 宮崎県、大分県の山地の林の中に生育。
タイプ 多年草
備 考 「日本山人参」の名で薬用として乱獲され激減。環境省RDBに絶滅危惧II類(VU)記載
撮 影 09/07/12東京都薬用植物園


日向当帰(ヒュウガトウキ)


花図鑑
枸杞葉茄子(クコバナスビ)


学 名 Solanum lycoides
分 類 ナス科ナス属
原 産 南アメリカ
タイプ 常緑低木
備 考 花の色は濃い紫色、葉は枸杞(クコ)に似る
撮 影 08/07/20つくば植物園


枸杞葉茄子(クコバナスビ)


花図鑑
八つ又大葉子(ヤツマタオオバコ)


八つ又大葉子(ヤツマタオオバコ)はオオバコ科オオバコ属の多年草である。
分類上は唐大葉子(トウオオバコ)の品種の1つとされている。
本種の分布ははっきりしないが、基本種は本州から九州にかけて分布する。
特徴は花茎が枝分かれをすることである。
花茎のない時期には区別ができない。
草丈は30~80センチくらいである。
根際から生える葉は卵形である。
つけ根の部分はだんだん狭くなって柄に移行する。
開花時期は7~8月くらいである。
茎先で穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を枝分かれさせ、白い小さな花をたくさんつける。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Plantago japonica form. polystachya

★すっきりと咲いているではないけれど
 人目をひくね八つ又大葉子


八つ又大葉子(ヤツマタオオバコ)


花図鑑
蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)


蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)はゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草である。
北海道に分布し、低地や山地の草地、林の縁などに生える。
海外では、サハリンにも分布する。
九蓋草(クガイソウ)の近縁種だが、大形で葉の脇から花穂をいくつも伸ばすなどの違いがある。
草丈は1~2メートルである。
葉は披針形で柄がなく、5~10枚の葉を数段輪生させる。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を穂状に出し、小さな紫色の花をたくさんつける。
花は下から上へと咲き上る。
花冠は長さ8ミリくらいの筒状で、先は浅く4つに裂ける。
雄しべは2本で花の外に飛び出す。
萼片は5枚である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Veronicastrum sachalinense

★豪放に花穂を伸ばす北の花
 自生の姿いつかこの目で


蝦夷九蓋草(エゾクガイソウ)


花図鑑
大花糸狸藻(オオバナイトタヌキモ)


大花糸狸藻(オオバナイトタヌキモ)はタヌキモ科タヌキモ属の多年草である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、水中に浮遊する。
海外では、中国大陸、東南アジア、南アジア、オーストラリア、アフリカなどに広く分布する。
水中に1ミリほどの小さな捕虫嚢がある食虫植物である。
葉は糸状である。
開花時期は7~9月くらいである。
花茎を伸ばし、先に黄色い小さな花をつける。
繁殖力は強く、どんどん広がる。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Utricularia gibba

★見かけからぴんと来た来た狸藻と
 小さいながら大きく見えて


大花糸狸藻(オオバナイトタヌキモ)


花図鑑
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