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花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。

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インターネットの写真素材にはコピーガードがされていません。
右クリックでコピーをすれば簡単にご自分のパソコンに取り込むことができます。
でも、ちょっと待ってください。
ネット上には、著作権を放棄して著作権フリーとする素材もあります。
しかし、著作権フリーと特に断っていない素材には著作権があるのです。
そして、こうした素材をパソコンに取り込むことは犯罪です。
このあたりの理解がまだ十分に進んでいませんが、インターネットにかかわる以上は自己責任があります。

花図鑑のサイトでは、写真素材の著作権は放棄していません。
利用する場合は、サイトへのリンクを貼るようにお願いしています。
また、事前にご相談していただけるのであれば、大概のことは許可したいとも思っています。
ところが、無断使用が後を絶ちません。
困るのは「使わせていただきました」と事後承諾を求められるケースです。
これではマナーを問われることになります。
お互いに気分良くインターネットを楽しみましょう。


花図鑑
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 植物名の表示の仕方を漢字優先にしている理由について先に書きました。
 生活の中で頭に浮かぶ植物名は、外国産のものでなければ大方はカタカナとして浮かぶのではなく、ひらかなであったり漢字であったりするのではないかということでした。
 同じようなことで言うと、たとえば花びらの数の数え方などがあります。理科的に言うと1つ2つのほうがいいようですが、生活の中では1枚2枚がしっくりします。
 花の数はどうでしょう。これも理科的に言うと1つ2つですが、1輪2輪のほうが風情を感じます。
 雄しべの数え方もそうですね。昔は1本2本だった記憶がありますが、今は1つ2つのほうが理科的には正しいそうです。
 でも、こうした表現の変化は、自然科学という学問に対して生活や文化の側が少し譲りすぎているのではないか、というのがぼくの考え方です。
 そんな目で解説をご覧いただくと、努力の跡が見えたりするかもしれません。


花図鑑



 これからやってみたいこととして先にも少し書きましたが、写真から花の名前を調べられるようなコンテンツとして「写真で花の名前調べ」をスタートさせました。
 公園や道端で見かけたあの花は何という名前なのだろうと調べてみたいとき、少しでもお役に立てればと思います。月別・色別で整理していきます。
 また、同じ仲間で似た花がいろいろあるというときにも調べられるようにしようかななどと考えています。
 時間とのたたかいになりますが、今のマイブームかもしれません。


花図鑑



 夫婦で写真を撮った帰り道、二人で「今日の一押しの花」を話題にすることが多い。初めて撮った花だったり、きれいに撮れた花だったりする。それぞれに印象に残った花は違っていて面白い。
 先日、東京都薬用植物園に出かけた後にも、そんなことが話題になった。ここは、薬用植物や栽培植物が売りで、ほかでは撮れないようなものがあれこれとある。芥子(ケシ)の花もその1つである。公開時には写真も撮れる日本で唯一の場所かもしれない。
 しかし、この時期、それらの栽培植物はまだせいぜい目を出している程度であった。併設されているロックガーデンと武蔵野の面影を残す林で撮れる野草類がこの日の収穫であった。
 ぼくは、そんな中でとった三葉土栗(ミツバツチグリ)を「今日の一押しの花」に選んだ。この花は雉蓆(キジムシロ)とかなりよく似ている。しっかりと名札が近くについていないと、自分では判断のできない花であった。ネットの写真を見たり手持ちの植物の本をあれこれ開いて見ても、実物での判断ができなかった。
 それが、この日、はじめて区別できたのである。
 いろいろな本での紹介を見ると、雉蓆(キジムシロ)は奇数羽状複葉であり、三葉土栗(ミツバツチグリ)は三出複葉であるとされている。しかし、実際には雉蓆(キジムシロ)の葉も3小葉であることが多い。「蓆」というように雉蓆(キジムシロ)の葉は地を這うのに対し、三葉土栗(ミツバツチグリ)の葉は立ち上がるという。しかし、それがどの程度の違いであるのかがわからなかった。
 それが、この日、区別できたのである。なるほど、この葉は立ち上がっていると。一度わかれば、もう間違えることはないだろう。言葉による知識も補助的な意味で役立つが、判断に導く感覚を手助けするに過ぎないなと思うことが多い。


花図鑑



 こうやって記事を書いていると、植物のことにはかなり詳しいのではないかと思われるかもしれない。
 しかし、実態はまったくの素人である。花を育てた経験もないし知識もない。そもそもが、花のことを調べてみるという経験自体がまだ5年に満たない。それ以前は、子どものころに触れた植物の知識くらいしかなかった。
 だから、サイトで花の名前などを尋ねられても、答えられる確率は低い。

 基本的には植物園や野に咲く花を写真に撮り、それについて調べて記事にしている。写真を撮り始めてからは4年になる。それ以前には、人が撮った写真を見て短歌を詠んでみるというような体験を1年くらいしている。ネット上での体験である。自前で写真を撮るようになったのはその後である。

 それでも、花の写真はずいぶんたまっている。1回に300枚撮るとして、年に50回出かければ15000枚である。4年では6万枚になる。これを二人で撮るわけだから、10万枚は軽く超えていることになる。
 詳しくは数えていないが、記事にできるように整理したデータは5000項目くらいあると思う。1日に5項目公開するとしても、1年では2000件に満たない。手持ちのものを全部載せるにも、まだ2年くらいかかるのかもしれない。加えて、花の数は日々増殖している。本当に先は長いのである。

 それでも、これだけやっていると、公園などで見知らぬ人に尋ねられても、花の名前を答えられる確率は確実に上がっている。また、知らない花を見て科名や属名を絞り込める確率も上がっている。お師匠のいない手習いだがそれなりに成果は出るものである。
 また、最近では、自分が企画した本の装丁に自分で撮った写真を使うというようなことも、さりげなくやっている。自分専用のフリー素材があるようなものなのである。


花図鑑



 一般的には植物の名称は片仮名優先で表示されます。
 理由は植物学的には片仮名で表示するというのが決まり事だからです。補足的に漢字での表示をするというのが一般的な方法です。
 しかし、このサイトでは漢字優先で表示しています。その理由は、植物を文化としてとらえるということによります。
 外来の植物はさておくとして、例えば小説に出てくる花の名前はと考えてみれば、漢字表記が圧倒的に多いはずです。そのほうが自然ですし、文学の世界では植物学の決まり事に従う必要はないからです。短歌や俳句なども同じですね。
 こんな考え方からサイト名も「植物図鑑」ではなく「花図鑑」としています。
 とりあえずは個々の植物の形態を中心とした一般情報を掲載していますが、一段落すれば社会や文化とのかかわりなどの情報を加えられればと思っています。

 もう一つは、学名についてです。
 掲載する花には、わかる限りで学名を載せるようにしています。それは、交通整理のためです。日本に自生する花はまだよいのですが、外来の花の名称は本当にまちまちです。導入した会社や施設がそれぞれに名前をつけているのではないかと思うこともあります。
そういう流通名を糸で結んでくれるのが学名だからです。
 ところで、ここにもややこしい問題があります。ラテン語で片仮名をどう表示するのかという問題です。ラテン語を正式に学んだわけではないので自分に正確な知識があるわけではないのですが、これが呆れるほどにバラバラです。
 限りなく正確な発音に近づけようとして、一般的には用いられない「トゥ」とか「ヴィ」などの表示をする方もいれば、英語読みに近い表示をする方もいます。
 例えばつくば植物園などを見ても、花壇と温室では同じ属名でも片仮名での表示の仕方が異なるという事例を経験しています。どうやら統一基準がないようです。
 学閥などによる影響もあるのかもしれませんが、表記の統一基準がないことで一般化を遅らせているという側面があるように思います。文部科学省では外来語表記の基準を定めていますが、これに類似したものが必要だと思います。
 そんなわけで、当サイトではある読み方で表示しても、できるだけ別の読み方も載せるようにしています。自分なりの表示基準を確立できれば一番いいのですが、うーん、ラテン語を勉強している時間が……。


花図鑑
  

 これまで更新のお知らせは「更新情報」というファイルに載せてきました。
 しかし、カウンターを設置してみたところ、ユーザーの皆様にはほとんどご覧いただけていないということがわかりました。
 見ていただけないコンテンツであれば設置する意味もありませんので、この日記に切り換えてみることにしました。
 「更新情報」という表現には、管理者の私的なメモというニュアンスがあると思います。また、コメント欄もついていないので双方向性にかけていました。実はここではサイトの方向性を打ち出し、それを皆様にお伝えしていこうという意図がありました。
 この日記は、そうしたことをもっとわかりやすくお伝えするコンテンツをめざします。コメントもできます。皆様の声をお待ちしています。

 管理者の考えるこのサイトの基本的な方向性は、まず「あいうえお順」の花図鑑を完成させながら、調べやすいように種類別や色別・季節別の図鑑もつくっていこうというものです。そうした方向性は早い段階で示しておこうということで、すでに部分的に示しています。
 また、今咲いている花を載せていきたいという考え方から、ブログ類や「花のアルバム」などを掲載しています。
 さらには、ほかのサイトにはない個性を出したいということで、「花俳句」「桜図鑑」「絶滅危惧植物」などのコンテンツを並行して作成しています。
 以上が管理者としての考え方です。

 もう一つ、ユーザーニーズに沿ったサイトづくりを進めたいという思いがあります。このサイトには、ほかでは情報の得られないレアな植物もありますので、上級者の方もおいでになると思います。しかし、一番多いのは初心者の方なのではないかと感じています。
 そのように思うのは、色別に掲載している「季節別図鑑」へのヒット数が多いからです。知らない花を見かけて名前を知りたいと思ったとき、花や葉の形などから類推して種別に見当をつけて探すというのはヒットさせやすい方法ですが、そうした探し方をするにはある程度の知識が必要です。それよりも、まず花の色に目をつけて探すというのが、一般的な探し方ですよね。
 そうした「花の名前調べ」に有効なコンテンツをつくってみたいとうのが、いま考えていることです。イメージはできてきているので、近々スタートさせるつもりです。
 しかし、サイト運営はほとんど一人でやっていますので、ともかく時間がありません。アイデアはあるけれど、いつになったら完成することやらと本人が危惧しています。
 そんなサイトですが、皆様の声をお聴きしながら前へ進んでいきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

花図鑑
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