花図鑑サイトの考え方や更新情報をお伝えします。
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5月5日が二十四節気でいう「立夏」でした。
陰暦でいうと夏に入ったわけです。
下の子どもは早々とプールに出かけました。
でも、これはちと気が早い?
季節をどう扱うかというのは難題です。
このサイトでは3~5月を春と考えることにします。
したがって、5月いっぱいは「白い花(春)」の更新を続けます。
でも、季語の扱いは「夏」としたほうが多数派でしょうかね。
それで、「花俳句」に限って夏の季語を取り上げることにします。
そんなつもりでご覧いただければと思います。
花図鑑
このサイトの特色の1つは絶滅危惧植物の扱いが充実していることです。
教育委員会などが運営するサイトでは丁寧に扱っているところもありますが、一般のサイトでは詳しく紹介しているものは稀です。
そこで、これを充実させることで特色の1つにしたいと考えたのです。
都道府県でも個別に絶滅危惧植物を指定しているのですが、ここまで取り上げると煩雑になりますので、環境省の資料に基づいて分類しています。
それぞれの分類の中では、マークをつけてわかりやすいようにしています。
また、絶滅危惧植物専用のコンテンツも作成して、見つけすいようにしています。
ただし、1つお断りしておく必要があります。
環境省のレッドデータブックは実は2007年に見直しが行われています。
この見直しで、新しく加えられたり、指定からはずされたり、また指定の種類が変わったりという移動がありました。
しかし、市販の本やインターネットのサイトでは、まだこの変更が十分に行き渡っているとは言えない状況です。
このサイトのものも、気づいたものから修正していっていますので、現状では新旧が混在しています。
資料はあるので見直しはできるのですが、これをやると一日仕事になるため、まだ手をつけていません。
一通りの掲載を終えた時点で見直しをしたいと考えています。
この点、ご了承ください。
花図鑑
インターネットの写真素材にはコピーガードがされていません。
右クリックでコピーをすれば簡単にご自分のパソコンに取り込むことができます。
でも、ちょっと待ってください。
ネット上には、著作権を放棄して著作権フリーとする素材もあります。
しかし、著作権フリーと特に断っていない素材には著作権があるのです。
そして、こうした素材をパソコンに取り込むことは犯罪です。
このあたりの理解がまだ十分に進んでいませんが、インターネットにかかわる以上は自己責任があります。
花図鑑のサイトでは、写真素材の著作権は放棄していません。
利用する場合は、サイトへのリンクを貼るようにお願いしています。
また、事前にご相談していただけるのであれば、大概のことは許可したいとも思っています。
ところが、無断使用が後を絶ちません。
困るのは「使わせていただきました」と事後承諾を求められるケースです。
これではマナーを問われることになります。
お互いに気分良くインターネットを楽しみましょう。
花図鑑
植物名の表示の仕方を漢字優先にしている理由について先に書きました。
生活の中で頭に浮かぶ植物名は、外国産のものでなければ大方はカタカナとして浮かぶのではなく、ひらかなであったり漢字であったりするのではないかということでした。
同じようなことで言うと、たとえば花びらの数の数え方などがあります。理科的に言うと1つ2つのほうがいいようですが、生活の中では1枚2枚がしっくりします。
花の数はどうでしょう。これも理科的に言うと1つ2つですが、1輪2輪のほうが風情を感じます。
雄しべの数え方もそうですね。昔は1本2本だった記憶がありますが、今は1つ2つのほうが理科的には正しいそうです。
でも、こうした表現の変化は、自然科学という学問に対して生活や文化の側が少し譲りすぎているのではないか、というのがぼくの考え方です。
そんな目で解説をご覧いただくと、努力の跡が見えたりするかもしれません。
花図鑑
一般的には植物の名称は片仮名優先で表示されます。
理由は植物学的には片仮名で表示するというのが決まり事だからです。補足的に漢字での表示をするというのが一般的な方法です。
しかし、このサイトでは漢字優先で表示しています。その理由は、植物を文化としてとらえるということによります。
外来の植物はさておくとして、例えば小説に出てくる花の名前はと考えてみれば、漢字表記が圧倒的に多いはずです。そのほうが自然ですし、文学の世界では植物学の決まり事に従う必要はないからです。短歌や俳句なども同じですね。
こんな考え方からサイト名も「植物図鑑」ではなく「花図鑑」としています。
とりあえずは個々の植物の形態を中心とした一般情報を掲載していますが、一段落すれば社会や文化とのかかわりなどの情報を加えられればと思っています。
もう一つは、学名についてです。
掲載する花には、わかる限りで学名を載せるようにしています。それは、交通整理のためです。日本に自生する花はまだよいのですが、外来の花の名称は本当にまちまちです。導入した会社や施設がそれぞれに名前をつけているのではないかと思うこともあります。
そういう流通名を糸で結んでくれるのが学名だからです。
ところで、ここにもややこしい問題があります。ラテン語で片仮名をどう表示するのかという問題です。ラテン語を正式に学んだわけではないので自分に正確な知識があるわけではないのですが、これが呆れるほどにバラバラです。
限りなく正確な発音に近づけようとして、一般的には用いられない「トゥ」とか「ヴィ」などの表示をする方もいれば、英語読みに近い表示をする方もいます。
例えばつくば植物園などを見ても、花壇と温室では同じ属名でも片仮名での表示の仕方が異なるという事例を経験しています。どうやら統一基準がないようです。
学閥などによる影響もあるのかもしれませんが、表記の統一基準がないことで一般化を遅らせているという側面があるように思います。文部科学省では外来語表記の基準を定めていますが、これに類似したものが必要だと思います。
そんなわけで、当サイトではある読み方で表示しても、できるだけ別の読み方も載せるようにしています。自分なりの表示基準を確立できれば一番いいのですが、うーん、ラテン語を勉強している時間が……。
花図鑑
これまで更新のお知らせは「更新情報」というファイルに載せてきました。
しかし、カウンターを設置してみたところ、ユーザーの皆様にはほとんどご覧いただけていないということがわかりました。
見ていただけないコンテンツであれば設置する意味もありませんので、この日記に切り換えてみることにしました。
「更新情報」という表現には、管理者の私的なメモというニュアンスがあると思います。また、コメント欄もついていないので双方向性にかけていました。実はここではサイトの方向性を打ち出し、それを皆様にお伝えしていこうという意図がありました。
この日記は、そうしたことをもっとわかりやすくお伝えするコンテンツをめざします。コメントもできます。皆様の声をお待ちしています。
管理者の考えるこのサイトの基本的な方向性は、まず「あいうえお順」の花図鑑を完成させながら、調べやすいように種類別や色別・季節別の図鑑もつくっていこうというものです。そうした方向性は早い段階で示しておこうということで、すでに部分的に示しています。
また、今咲いている花を載せていきたいという考え方から、ブログ類や「花のアルバム」などを掲載しています。
さらには、ほかのサイトにはない個性を出したいということで、「花俳句」「桜図鑑」「絶滅危惧植物」などのコンテンツを並行して作成しています。
以上が管理者としての考え方です。
もう一つ、ユーザーニーズに沿ったサイトづくりを進めたいという思いがあります。このサイトには、ほかでは情報の得られないレアな植物もありますので、上級者の方もおいでになると思います。しかし、一番多いのは初心者の方なのではないかと感じています。
そのように思うのは、色別に掲載している「季節別図鑑」へのヒット数が多いからです。知らない花を見かけて名前を知りたいと思ったとき、花や葉の形などから類推して種別に見当をつけて探すというのはヒットさせやすい方法ですが、そうした探し方をするにはある程度の知識が必要です。それよりも、まず花の色に目をつけて探すというのが、一般的な探し方ですよね。
そうした「花の名前調べ」に有効なコンテンツをつくってみたいとうのが、いま考えていることです。イメージはできてきているので、近々スタートさせるつもりです。
しかし、サイト運営はほとんど一人でやっていますので、ともかく時間がありません。アイデアはあるけれど、いつになったら完成することやらと本人が危惧しています。
そんなサイトですが、皆様の声をお聴きしながら前へ進んでいきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
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